自営業の結婚問題と経営

自営業の後継者は、不況の影響で、結婚もできないという意見があるが、本当だろうか。
コストダウンや人員削減には限界があり、自営業者の経営も結婚問題も、不透明な時代と言って良いかもしれない。
格安チェーン店の進出などに押され、個人の自営業者は辛酸をなめているが、特にサービス業の低迷が顕著らしい。

自営業者の結婚に関して、現状を知りたい場合は、ネットを活用してみると良いかもしれない。
個人の自営業の後継者は、現オーナーである「親」と、同居の場合が多いだろうから、その辺も婚期が遅れる要素にはなっているだろう。
関連のサイトには、各種自営業の結婚、婚活対策など、参考になる情報が満載されていることだろう。
結婚問題は、なにも自営業者だけが苦慮している訳ではないが、様々な難問が複合しているという点で、憂慮すべき業界になってしまっているのだ。
更に悪いことに、出口の見えない不況が、自営業業界を取り巻いているから、深刻なのだ。
我が国では自営業だけでなく、結婚年齢が上がっていて、少子化問題とも関わって来ている。
現状での自営業の結婚問題は、切実であるがゆえに、傍観してはいられないと思うのだが、如何であろうか。
只でさえ嫁の来てが乏しい自営業の世界なのに、経済面でも苦労しなければならないとすれば、さらに難航してしまうのは、自明の理だ。
自営業者は、「結婚など諦めろ」とでも言うかのような状況だが、あとは本人同士の決断になってしまうので、何とも言えないのが申し訳ないようだ。
これでは、自営業を継がない子供が増えても、致し方ない。
しかし、だからといって自営業の経営者に、「諦めろ」と言う権利は誰にも無いし、諦めてはいけないと声を大にして言いたい。
忍耐の時代は続くが、「春が来ない冬はない」のと同じように、自営業の結婚も必ず実るはずなのだ。