自営業開業の留意点

個人経営の自営業者の近所に、同業の大型チェーン店やディスカウント店が開業したら、太刀打ちできない。
早急な対応を迫られている自営業だから、国の政策を含めて、抜本的な対策を期待するとともに、民間の団体や地元行政を含めて、対応していただきたい。
このままでは、自営業者の担い手は、いなくなってしまうかも知れない。    
自営業は、サービス業や、小売業などの第三次産業にカテゴライズされるが、これら第三次産業は社会情勢、経済状況などに左右されやすい業種とも言える。
昔ながらの、町の小売業の自営業は、廃業の危機に瀕している。

自営業には様々な種類があり、不況下でも新規に開業して、健闘している業種もあろう。
不況以外にも、後継者問題や地域の過疎化など、問題が山積している自営業は、瀕死の状態と言ったら言い過ぎであろうか。
開業したい業種の情報や、自営業の改善例などが、関連のサイトには集まっているようなので、参考にされても良いだろう。
後継者問題や地域の過疎化などを挙げたが、自営業においては、不況が最も大きな原因である事は間違いない。
将来性を考えて、自営業を継がない後継者が続出しているし、開業をためらう方も多いだろう。
自営業の経営者も、「コスト 削減」や「人員削減」などを断行して、急場を凌いでいるが、そういった努力が、不況のスピードに追いつかないのである。
自営業の開業は、経営者の努力は当然であるが、行政の施策も大きく関わってくることは、ご存知の通りである。
サービス業の自営業の一人として、私も忸怩たる思いであるが、暗中模索の段階である。
「コスト 削減」と簡単に言うが、自営業の場合のそれは、ある種「自分で自分の首を絞める」行為になりかねない。
自営業の私の店も、売り上げはバブル以前の半分であるが、こうした中、新たに開業、参入してくるのは、大型チェーン店やディスカウント店だ。