法律事務所事務員の年収

そうした思いが捨てられず、法律事務所事務員を目指す人がたくさんいますが、決して年収が高いわけではありません。

法律事務所事務員が、一般企業の事務職員と違うのは、転職の強さにあり、年収の差ではありません。
実際、法律事務所事務員として働いている人の現実は、そう甘いものではなく、年収はあまりよくありません。
しかし、注意しなければならないのは、法律事務所事務員として働く場合、環境は事務所によって大きく違うことです。
かなり忙しい事務所で法律事務所事務員として働く場合は、それなりの年収がありますが、それ以外はサラリーマン並です。
何千人もいるような事務所で法律事務所事務員が働く場合は、仕事内容、待遇などが全く違い、年収も違います。
逆に、秘書業務専門の法律事務所事務員であれば、あまり年収は大きくは上がらないでしょう。
但し、法律事務所事務員になれば、色々と法律が学べるので、人生においてとても役に立つのは事実です。
但し、専門職になると、法律事務所事務員としての高度な法律知識が必要になるので、年収は大きく上がります。
通常、大手の法律事務所でない限り、法律事務所事務員は、秘書業務と一般事務を兼ねるのが普通です。
会社に零細企業と多国籍企業があるように、法律事務所事務員で働く規模は異なり、年収も色々です。
看護師の仕事によく例えられるのが法律事務所事務員で、日本全国どこでも転職が可能と言われています。
転職先も、法律事務所事務員の場合、法律事務所に限らず、司法書士事務所や民間企業の法務部でも働けます。
年収に関しては、法律事務所事務員の場合、巨大な事務所や渉外関係、外資専門など以外は、期待できません。