国家資格難易度と弁護士の数

国家資格難易度で言えば、恐らくトップクラスに該当するでしょう、司法試験。
でも、国家資格難易度が高い割に、弁護士って、やたらめったら周囲にゴロゴロしていると思いませんか。
今はそんな旧司法試験から新司法試験に代わり、年によっては40パーセントを超える合格率が記録されてはいます。
これでは国家資格難易度トップクラスと言えないじゃないかっという気もしますよね。
しかし、実際には、新司法試験は高度な学力を必要とする法科大学院を卒業しないと受験資格を得る事が出来ません。
それに、実際には国家資格難易度超難関の司法試験を受けた事のない、役者弁護士が、ドラマの中で活躍しすぎているというのもあるでしょうね。
結果、旧司法試験時代に比べて、受験者数が大幅に減少していると見られます。
例え、新司法試験に変わって、国家資格難易度そのものを合格率だけで見ると安易になったとは言え、弁護士はまだまだ特別な仕事です。
毎日どこかしらのテレビやラジオに、どこかしらの弁護士が出ているように見えるのは私だけでしょうか。
ようするに、嘗て誰でもが受験出来た時代の旧司法試験と、今の新司法試験では、国家資格難易度も、合格者の数もそれほど大きくは変わってないという事だと私は思いますね。
にも関わらず、やたらめったら弁護士が多く見えるのは、きっとそれだけ皆さんが精力的に動き回っているからなのではないかと私は思います。
実はこの司法修習試験も国家試験で、国家資格難易度の高い司法試験の後に、再び難関国試が待ち構えているという訳ですね。
そこで、合格率だけで見れば、ある程度国家資格難易度は下がったように見える訳です。
しかも、例え司法試験に合格しても、その後司法修習所に入り、そこで約1年間の司法修習を受けたのち、司法修習試験を突破しなければ弁護士にはなれません。

国家資格難易度というのは、このように受験者数や試験の流れなどによっても大きく異なって来ます。
やっぱり国家資格難易度の持つ価値というのも手伝って、絶大の人気を誇っています。
もし仮に、その代替処置として設けられている予備試験を受けるとしても、その予備試験は国家資格難易度ナンバーワンだった時代の司法試験一時に相当するものです。
国家資格難易度超難関の司法試験の事をはじめ、様々な情報を提供してくれているので、気になる方は一度読んでみられるといいでしょうね。